武者修行体験談 ~2005年~
■蓮池君 (2005年2月~5月、トレーニング先:アマフーザ/マリンガ)
(2005年)2月に、所属する田原FC(静岡県)のブラジル遠征があり、以前から、ブラジルでのトレーニングを考えていたので、遠征後にそのまま残りました。
アマフーザでは、チームの寮(借り上げアパート)で、チームメイトと共同生活を送りました。一週間の練習のスケジュールは、(土曜日の夜に試合がある場合)月曜の午後から金曜まで、午前中はボールを使った練習、午後は走ったり、フィジカル、筋トレなど。試合が近いとビデオを見てミーティングを行います。 練習は内容も雰囲気も日本とは全然違い、練習が試合に直結している雰囲気で、一つのパスミス、シュートミスに、練習中という手加減は無く全部にげきが飛びます。
アマフーザのホブソン監督はとてもいい監督でした。いろんな事が見えていて、的確なアドバイスをくれるし、いいプレーはほめてくれる。監督自身がいい選手だったのが伺えました。
選手については、プロとアマチュアの違いを感じざるをえませんでした。選手たちはプロ選手として給料をもらっているので、その半分を実家に仕送りしていたりする人もいます。生活がかかっているので、日本の選手よりもっと真剣で鬼気迫るものを感じました。
■竹崎さん (2005年8月、トレーニング先:シマホン)
ブラジルのカスカヴェーウでトレーニングした豊島選手と横澤選手から話を聞いて、ブラジルのフットサルに興味を持ちました。特に豊島選手の影響が大きいです。一緒に練習してみて感じたことは、ブラジル人のほうが気持ちの強さが表に出ている、オンとオフの違いがはっきりしているということです。練習中、パス練習では穏やかな顔をしていても、シュート練習や紅白戦では顔つきが変わり、気迫がこもっています。その気持ちを維持していることが強いチームでいることにつながっていると思いました。
一週間の大まかな練習メニューは月・水・金曜日がフィジカル・トレーニング、火曜日は昼間がフィジカル・トレーニングで夜がボールを使った練習やゲーム、木曜は筋トレでした。そして、土曜の午前中が紅白戦などで、日曜がオフ。
チームのみんなは、明るくてフレンドリー。一番の思い出は、紅白戦で5点決めたこと。ゴール前で、いいところに浮き球がきて、ジャンピングヘッドでゴールを決めたら、シマホンのみんなが大騒ぎしてくれました!
■栗林さん (2005年5月~9月、トレーニング先:キンデルマン&シマホン)
マリオフットサルスクールのコーチをしているので、練習メニューやブラジルのコーチが選手たちに対してどんな風に指導しているのかに興味があり、コーチの勉強と選手としてのトレーニングも兼ねてブラジルに行きました。ブラジルのクラブチームNo.1の女子チームでトレーニングをしたので、設備や練習など、フットサルの環境は最高で、プロのチームだと実感しました。みんなしっかり練習をしていて、強い理由がわかりました。また、試合後のマスコミのインタビューなどにも堂々と答えていて、16歳くらいの若い選手でも自分の意見をしっかり持っている、大人だと感じました。
一週間の練習メニューは、毎日、朝走り、午前中はボールを使った練習、午後は筋トレやプール。日曜日は試合が無ければオフです。試合前には紅白戦を行って、試合に出るメンバーを決め、さらにそのメンバーで戦術を使って紅白戦をしていました。キンデルマンは、ジュニアのチームもあるので練習が多いのですが、他のカテゴリーの練習にも極力参加しました。
子供たちを指導している現職のコーチとして、ブラジルの子供のチームの練習を見られたことは、とても勉強になりました。ブラジルのコーチたちは、全てしっかり見ていて、良いところはすごく褒めるし、子供でも悪いプレーをしたらちゃんと指摘します。本質をよく見ていて「良いところはいい」「悪いところは悪い」とはっきりしています。子供でも一人の選手として見ているので、子供たちが楽しく、上手くなるためのやりがいを持ってしっかり練習していると思いました。
■及川君 (2005年8月、トレーニング先:アマフーザ/マリンガ)
ブラジルに来る半年くらい前に、目標が達成できずに困っていた。それを何とかしようと思ったのと、単純に上手くなりたいという思いもあって、ブラジル行きを決めました。トレーニング先はプロのクラブチームなので、食事や住居もきちんと管理されていたし、ジム(筋トレ)などもいつでもできる環境でした。
ちょうどリーグ戦の最中だったので練習は想像していたより軽めでした。 午前は9時半から11時すぎまで、ボールを使った練習。 午後はフィジカル・トレーニング、ストレッチなど、1時間程度。 日曜と月曜の午前中はオフ。
一番印象に残っているのは、ヘジスというブラジル人のディフェンスのよせが衝撃的だったことです(ひたすら早い!)。
ブラジルに来て何が変わったかと言えば、気持ち。ブラジル人には負けたくないと思いました。
■田中君 (期 間: 2005年8月、、トレーニング先:アマフーザ/マリンガ)
南米やブラジルのサッカーが好きだったので、中学の頃、サッカーをしていた頃からずっと、お金と時間があったらブラジルに来たいと思っていました。印象的だったのは、試合前にロッカールームに入らせてもらって、皆で祈るお祈りを見たこと。気持ちの切り替えがすごいと思いました。試合になると顔が変わる。
滞在先のマリンガ市は安全な街で、大学生や日系人が多く、滞在中に日本祭りがあって盆踊りを見ました。オフの日は 知り合いになった人の牧場に遊びに連れて行ってもらって、乗馬をしたりしました。
ブラジルに来ればフットサルだけに専念できる環境が整っているので、フットサルがしたければブラジルに来るべき!
■岩橋君 (期 間: 2005年9月、トレーニング先:アマフーザ/マリンガ)
一年前にも1ヶ月間アマフーザでトレーニングを経験。今回は学生生活最後の夏休みなのでまた来たいと思って来ました。ブラジルは、午前中練習して、午後また練習・・・というフットサルに専念できる環境が整っているのが魅力的です。ブラジルでプロの選手と一緒に練習したいとも思いました。
一緒に練習してみて感じた事は、球ぎわが上手いことと、みんなドリブルとパスの両方の選択肢が残っているのでコースをうまく切れない(パスコースを切っても、ドリブルで中にくいこんでくる)。そこがすごいと思ったし、戦術云々抜きにしても、フットサルの動きが体に染み付いていると感じました。ブラジルで練習して、 動き方、ボールのもらいかたとかタイミングが身についたと思います。毎日練習のある環境だから、監督に言われた注意などが早く身につきました。
ミスったら日本人のせいにされるし、いつもチョッカイを出される(からかわれる)ので、ブラジルに来てから我慢強くなりました(笑)
■鳥居君 (期 間: 2005年9月~10月、トレーニング先:アマフーザ/マリンガ)
本当は一年前、大学生活最後の夏休みにブラジルへ挑戦したかったのですが、都合がつかず、今度こそはと思っていたのに、なんとブラジルに来る前に半月盤損傷の大怪我をしてしまい、手術&入院で2ヶ月近く出発が遅れてしまいました。アマフーザでブラジルの選手と一緒に練習した感想は、ブラジルの選手は足元が確かでボールキープが絶対的に上手いし、ドリブルも速く、フットサルにとても真剣だということ。ブラジルに来て、一生懸命さがまだ足りないと思い知りました。ちょうどセレクション時期だったので、いろいろな選手を見ることができたのが良かったです。また、サインプレーが多く、サインプレーの練習になりました。
ブラジルでは、街を歩いていてもボールを蹴っている子供が多く、小さい頃からボールを蹴ることに慣れ親しんでいるのを実感しました。そして、食べ物の違いが体に出ていると思いました。ブラジル人は、体ががっしりしていて強い。その身体の強さがフットサルの強さにもつながっていると思い、自分も筋トレをたくさんやりました。