ブラジルフットサルニュース
【グランプリ】 ブラジル3連覇!
2007/10/29
 27日、サンタカタリーナ州ジャラグア・ド・スル市のジャラグアアリーナで第3回グランプリ・デ・フットサルの決勝が行われ、4対0でブラジルがイランに完封勝利し、3年連続、3回目の優勝を手にした。

 決勝戦、スタートはゴレイロがチアゴ、FPはアリ、レニージオ、ファルカン、シコのマウウィーセット。序盤はレニージオやファルカンが相手陣内でボールを持つと3人のディフェンスに囲まれ、このイランの壁をなかなか突破できずにいたが、4分過ぎにチャンスがやってきた。イランのゴール前で味方からの浮き球をアリが中央にいるファルカンにダイレクトで渡し、ディフェンスを背中に背負ったファルカンがゴールを背にしたままアリからの浮き球を左足で再度浮かせてディフェンスからずらし、そのまま右足を軸に左足で鋭角なオーバーヘッドシュートを決めた。

 このファルカンらしい華麗なる先制点に、場内大歓声。同市でトレーニング中のフットサルブラジル女子代表も応援に来ていた。ブラジルがこのまま波に乗って点を量産するかと思われたが、イランも決勝に残っただけあって、ブラジルに易々とは追加点を取らせない。それどころか、絶好のシュートチャンスも訪れる。が、これは自陣ゴールに突っ込むほどのレニージオの身体を張ったディフェンスで何とかくいとめた。そして8分、イラン陣内でディフェンス3人に囲まれたファルカンが3人を振り切り、サイドに待ち構えていたアリにパス、ゴレイロをワンツーで抜こうとゴール前に走るファルカンにアリがシュート性のパスを送り、それがそのままゴールに突き刺さった。前半は2対0で終了。

 後半に入り、35分にはまたファルカンがシミとのワンツーから得点をゲット、イランを3点差に引き離した。そしてその1分後にはヴァウジンが、ゴール前でゴレイロをかわし、タッチラインギリギリの角度の無い場所から、ゴール前を立ちふさぐ相手ディフェンス2人の間を抜ける絶妙のシュートで今大会最後となる得点を決め、その後イランも巻き返しを図ろうと攻防を繰り返したものの、このまま4対0で試合は終了した。

 今年のアジアチャンピオン・イランは、今大会で南米ナンバー2(アルゼンチン)までを倒して上り詰めたファイナルだったが、ブラジルには一矢を報いることなく完敗した。 しかしながらイランは世界のトップチーム相手に大健闘。スコアだけを見ると、なにもできなかったという感じがするが、シュートがバーに当たるなど惜しい場面も何度かあった。もしどこかで1点を挙げることができたら自分たちに流れを引き寄せることは十分に可能な試合だった。

  この日のヒーローはほかでもないファルカンだった。ファルカンは発熱に襲われながらも、無理をして試合に出場。先制点、追加点を最も重要な時間帯に決めた。もしファルカンが欠場していたら、試合の結果も大きく変わっていただろう。