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【親善試合】 コリンチャンスにファルカンが復帰!?
2007/11/21
 コリンチャンスは20日、パルキ・サンジョルジ体育館にてアルゼンチンの強豪クルブ・ピノッチョと国際親善試合を行った。

 同イベントの目玉はなんといっても特別に古巣の試合にゲスト出場したブラジル代表のファルカン。フットサル界のスターはわざわざこの日のために南米クラブ選手権が終わったばかりだというのに忙しい合間をぬってサンパウロ市まで駆けつけてくれた。

ファルカンのために横断幕や番号を掲げる人も

  コリンチャンスもファルカンの厚意に応えるように特別に彼愛用の12番のユニフォームを用意。サポーターもそれにならって横断幕を準備するほどの気合の入れようだった。ファルカンの登場で一気に豪華になったコリンチャンスだが、対するクルブ・ピノッチョも豪華そのもの。チームには南米クラブ選手権で3位になった全メンバーが揃っているうえ、グランプリ・デ・フットサルでアルゼンチン代表のユニフォームを着た選手が4人もいる。エリアス、マルティン・アマス、ホセ・コスタス、マキシミリアーノ・レシアがそれだ。アルゼンチンはグランプリ・デ・フットサルでも3位になるなど着々と実力を上げている。

コリンチャンス
クルブ・ピノッチョ

 試合はお祭りムードの中キックオフ。前半1分、ファルカンのパス回しからアンジェロがシュートを放ち、いきなりコリンチャンスが先制した。その2分後にはゴール前に走り込んだアレマンがヒールキックで2点目を奪取。ピノッチョにしてみたら手痛い立ち上がりとなった。2点のリードを得たことでコリンチャンスには余裕が生まれた。となるとファルカンが黙っているはずがない。跨ぎのフェイント、ヒールを使ったフェイント、ヒールリフトとトリッキーなプレーを連発。前半8分にはオーバーヘッドを見せ、会場を大いに沸かせた。

コリンチャンスボールでキックオフ コリンチャンスのユニ姿のファルカン

  いきなり出鼻を挫かれたピノッチョだったが、時間と共にアウェイの雰囲気にも慣れ始める。ボールコントロール、パス回し、ディフェンスではコリンチャンスに決して劣らず、息の合ったプレーが何度も見られた。前半15分には完全に相手ディフェンスを崩したが、最後の砦ゴレイロにシュートを阻まれ得点できなかった。アルゼンチン代表と同じくピノッチョもまた攻撃面に課題を抱える。シュートよりもパスを優先することが多く、きれいなプレーをやりすぎる印象が強い。ミドルシュート、ロングシュートを打つ選手がいないため相手もシュートにはあまり警戒しない。逆にコリンチャンスは遠めからでもどんどんシュートを打つため、それに釣られてピノッチョのディフェンスにスキができたりもする。皮肉にもピノッチョの選手で一番積極的にシュート打っていたのはゴレイロのエリアスだった。エリアスは危険を顧みずに再三に渡って攻撃に参加。フィールドプレーヤーよりも前の位置にいることも多々あり何度もコリンチャンスにループシュートを狙われていたが、それでも果敢に前に出た。それによってピノッチョの攻撃に厚みが加わり、バリエーションが生まれた。前半は2対0で終了。

両者一歩も譲らぬ白熱した試合となった

 後半、試合は少し膠着ぎみに。コリンチャンスはファルカンがコート内にいるときはいいが、いなくなると一気に攻撃力を失う。ファルカンは同10分に相手ゴレイロが前に出たところを見てロングシュート。これがゴールに突き刺さり試合を3対0とした。しかしこの後は一方的なピノッチョペース。アルゼンチンの強豪は相手の手の内を読んだのか徐々にリズムを掴み始め、ファルカンのゴールが入りコリンチャンスのメンバーが喜んでいるスキに速攻。最後はパブロがシュートを決めた。そして同13分にはゴール前でフリーキックを得る。ゴレイロのエリアスがこれを蹴った。ボールはディフェンスに当たってゴールはならなかったが、ピノッチョが主導権を握っていることが感じられた。波に乗ったピノッチョは同17分にマルティン・アマスのゴールで1点差にまで詰め寄る。残りの3分は両者一進一退の攻防に。お互いにシュートを何本か打ったが追加点は生まれず、1点のリードを守ったコリンチャンスが3対2で勝利をものにした。


【付録】 アルゼンチン代表の選手を覚えておこう!
グランプリでも大活躍
マルティン・アマス
アルゼンチンの守護神
エリアス
マキシミリアーノ ホセ・コスタ

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