ブラジルフットサルニュース
【W杯】 ブラジル対日本戦、観戦レポート
2008/10/02
フットサルW杯開幕初日。最高気温が30℃を超えたブラジリアは朝から照りつける太陽の下、開場前から観客が列をなしていた。
しかし、この開幕戦はウィークデーの午前中。官庁&ビジネスの町であるブラジリアでは特に、試合観戦に来られる人は多くはない。会場には大会主催者から招待された学生の団体が多く、観客席は6~7割程度の入りと言ったところ。
試合開始前にオープンセレモニーで出場20カ国の国旗の行進があり、その後、ブラジル代表と日本代表が入場。両国の国歌斉唱の後に、ブラジルのキックオフで試合が始まった。
先発は、ブラジルがチアゴ、ガブリエル、シュマイケル、レニージオ、マルキーニョ。対する日本は、川原、北原、金山、小野、木暮。試合序盤からブラジルがボールを支配し速いパス回しで日本のディフェンスをゆすぶる。防戦一方の日本も何度か攻撃のチャンスを見つけて相手ゴールを目指すが、その度にブラジルの強固なディフェンスに阻まれた。
開始3分、絶対絶命のカウンター攻撃を川原の好セーブで防ぎ安堵した直後の日本に、レニージオがシンプルだが強烈な左足シュートで襲いかかり、大会初ゴールを決めた。4分には、試合開始から元気よく動き回っていたマルキーニョがその勢いのまま、ペナルティエリア前で、シュートブロックに滑り込んで金山をかわし、大きく切り返して左足で2点目を叩き込んだ。2点先制されるも、切り替えてゴールを狙おうとする日本だが、ボールキープをすると会場全体から大きなブーイング。予想通り、ブラジルサポーターから大きなプレッシャーをかけられる試合となった。
5分半を過ぎたころに、ブラジルがセカンドセット(ファルカン、ヴィニシウス、ヴィルジ、シソ)を投入。ファルカンがピッチに入ると場内からさらに大きな歓声が沸きあがった。その直後、日本がタイムアウトを取り、ゴールクリアランスからのセットプレーで起死回生のゴールを狙うが、フィニッシュは決まらず。11分には日本がペナルティエリア内でファールを取られ、ブラジルにPKのチャンス。ファルカンがこれをきっちり決めて、3点差に離した。
そんなブラジルペースの試合展開の中、15分、ここまでも何かやりそうな雰囲気をふんだんに醸し出していたルーキー小曽戸が相手ピヴォへのパスをインターセプトし、そのまま自陣から相手ゴール前までディフェンスをかわしてドリブル突破。放ったシュートはゴレイロの脇をすり抜け、待望の日本初得点をマークした。日本に一筋の光明が見えたかに思えたが、その後もブラジルが終始押し気味で、日本はディフェンスで耐える時間帯が続き、前半は3対1のまま終了した。
後半戦のスタートは、ブラジルがチアゴ、シソ、ヴィニシウス、マルキーニョ、ヴィルジで、日本は川原、北原、金山、小曽戸、木暮。日本が追加点でブラジルに迫るのか、ブラジルが更に点差を引き離すのかが注目されたが、残念ながら後半はブラジルの完封試合となってしまった。
まず23分、シソがヴィニシウスに入れたボールを2枚目で走りこんだヴィルジが豪快にシュート。4点目を決めた。25分にはワンツーからサイドで勝負をかけたアリが相手ディフェンスをかわして5点目を叩き込んだ。そして27分、ゴール前のこぼれだまをシュマイケルがゴールに押し込み6点目。28分には再びアリがベットンからのパスを受け、流れるようなスピードで7点目を決めた。29分には自陣からドリブルでボールを運んだベットンがミドルシュートの位置から突き刺さるようなトゥキックを打ち込み、8点目。後半10分間で、あっという間に5得点が追加された。
どんな試合でも常に相手をリスペクトして全力で戦うと公言するブラジル代表は大差をつけても攻撃を緩めず、日本の陣内までプレスをかけてボールを追う。何とか点差を縮めたい日本だが、31分には2枚目のイエローカードを受け稲葉が退場となる。その直後、シソがほぼフリーで打ったミドルシュートが決まり9点目。二桁失点は避けたい日本だったが、その願いも空しく32分にファルカンがコーナーキックからの浮き球をそのままファーで触って10点目を決めた。35分には日本のディフェンスがパスでくずされたところにフリーのシュマイケルがゴール前でパスを受け、11点目を決め、36分にはレニージオが12点目を決めて試合を締めくくった。
【試合後の談話】
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| 2時間前からチケット売り場で並ぶ人々 | チケット売り場 |
試合開始前にオープンセレモニーで出場20カ国の国旗の行進があり、その後、ブラジル代表と日本代表が入場。両国の国歌斉唱の後に、ブラジルのキックオフで試合が始まった。
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| 出場20カ国の国旗 | 国歌斉唱 |
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| 初戦を前に真剣な面持の日本代表 | |
先発は、ブラジルがチアゴ、ガブリエル、シュマイケル、レニージオ、マルキーニョ。対する日本は、川原、北原、金山、小野、木暮。試合序盤からブラジルがボールを支配し速いパス回しで日本のディフェンスをゆすぶる。防戦一方の日本も何度か攻撃のチャンスを見つけて相手ゴールを目指すが、その度にブラジルの強固なディフェンスに阻まれた。
開始3分、絶対絶命のカウンター攻撃を川原の好セーブで防ぎ安堵した直後の日本に、レニージオがシンプルだが強烈な左足シュートで襲いかかり、大会初ゴールを決めた。4分には、試合開始から元気よく動き回っていたマルキーニョがその勢いのまま、ペナルティエリア前で、シュートブロックに滑り込んで金山をかわし、大きく切り返して左足で2点目を叩き込んだ。2点先制されるも、切り替えてゴールを狙おうとする日本だが、ボールキープをすると会場全体から大きなブーイング。予想通り、ブラジルサポーターから大きなプレッシャーをかけられる試合となった。
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| 日本は木暮を中心に攻撃をしかける |
5分半を過ぎたころに、ブラジルがセカンドセット(ファルカン、ヴィニシウス、ヴィルジ、シソ)を投入。ファルカンがピッチに入ると場内からさらに大きな歓声が沸きあがった。その直後、日本がタイムアウトを取り、ゴールクリアランスからのセットプレーで起死回生のゴールを狙うが、フィニッシュは決まらず。11分には日本がペナルティエリア内でファールを取られ、ブラジルにPKのチャンス。ファルカンがこれをきっちり決めて、3点差に離した。
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| 防戦で耐える日本 |
そんなブラジルペースの試合展開の中、15分、ここまでも何かやりそうな雰囲気をふんだんに醸し出していたルーキー小曽戸が相手ピヴォへのパスをインターセプトし、そのまま自陣から相手ゴール前までディフェンスをかわしてドリブル突破。放ったシュートはゴレイロの脇をすり抜け、待望の日本初得点をマークした。日本に一筋の光明が見えたかに思えたが、その後もブラジルが終始押し気味で、日本はディフェンスで耐える時間帯が続き、前半は3対1のまま終了した。
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| 大会初得点を決めたレニージオ | 豪快なドリブルシュートを決めた小曽戸 |
後半戦のスタートは、ブラジルがチアゴ、シソ、ヴィニシウス、マルキーニョ、ヴィルジで、日本は川原、北原、金山、小曽戸、木暮。日本が追加点でブラジルに迫るのか、ブラジルが更に点差を引き離すのかが注目されたが、残念ながら後半はブラジルの完封試合となってしまった。
まず23分、シソがヴィニシウスに入れたボールを2枚目で走りこんだヴィルジが豪快にシュート。4点目を決めた。25分にはワンツーからサイドで勝負をかけたアリが相手ディフェンスをかわして5点目を叩き込んだ。そして27分、ゴール前のこぼれだまをシュマイケルがゴールに押し込み6点目。28分には再びアリがベットンからのパスを受け、流れるようなスピードで7点目を決めた。29分には自陣からドリブルでボールを運んだベットンがミドルシュートの位置から突き刺さるようなトゥキックを打ち込み、8点目。後半10分間で、あっという間に5得点が追加された。
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| ブラジル出身のリカルド比嘉、故郷に錦を飾って欲しい |
どんな試合でも常に相手をリスペクトして全力で戦うと公言するブラジル代表は大差をつけても攻撃を緩めず、日本の陣内までプレスをかけてボールを追う。何とか点差を縮めたい日本だが、31分には2枚目のイエローカードを受け稲葉が退場となる。その直後、シソがほぼフリーで打ったミドルシュートが決まり9点目。二桁失点は避けたい日本だったが、その願いも空しく32分にファルカンがコーナーキックからの浮き球をそのままファーで触って10点目を決めた。35分には日本のディフェンスがパスでくずされたところにフリーのシュマイケルがゴール前でパスを受け、11点目を決め、36分にはレニージオが12点目を決めて試合を締めくくった。
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| 試合はブラジルの大勝利で終わった | |
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| 日本から駆けつけたサポーター(1列目と2列目) | ブラジル在住サポーター(前列は島内大使と大仁団長) |
【試合後の談話】
【インテルフットサル所感】
準備に準備を重ねて迎えたW杯初戦で、近年まれに見る惨敗を喫した日本。ブラジルのパス回しにつられてディフェンスをかきまわされ、結果的にたくさんのパスコースやシュートコースを作らされてしまった。川原の好セーブや北原らのディフェンスで相当な危機を救ったが、それでも12失点。後半途中からは明らかに無駄な失点をずるずると重ね、立て直すこともできない脆弱さを見せた日本に対し、ブラジルは全員がフル活用できるタレント揃いで弱点が見当たらない。そんな完璧に近い個人が揃っているブラジルには、攻守とも組織力を持って対抗する他無いが、日本には組織力のベースとなる技術とメンタルにばらつきが見られ、是が非でも点を取りに行こうとする選手とマイボールを大事にしすぎてしまう選手とが噛み合わず、固いはずの結束は試合が進むにつれ崩れていったように見えた。次戦は格下のソロモン諸島との対戦となるが、決して相手にレベルを合わせることなく、常にブラジルやスペインを相手に勝つための試合をしている気持ちで、選手の能力を100%以上引き出せるような組織力で立ち向かって欲しい。(了)












