ブラジルどすこいコラム
【第3回】 ブラジル人は交換好き?
    意外といえば意外、当然といえば当然かもれしませんが、ブラジル人は日本の物に結構強い興味を抱いています。たとえば5円玉。コインの真ん中に穴が空いているのが珍しいのかこれをプレゼントすると結構喜ばれますね。なによりあげる方からすればタダであげても大して痛手にならないのがポイント。日本製のデジカメや携帯電話にもブラジル人は好奇心旺盛に食らいついてきますが、なかなか電化製品までプレゼントしちゃう人はいないでしょう。ただであげるのはちょっとなあ、という人は相手が持っている何かと交換してしまえばいいのです。

   サッカーやフットサルで親善試合が終わると選手たちはよくユニフォームをチェンジしますが、試合後に限らず現地で出会った人なら別れ際などにタイミングを見計らって、自分の汗臭い五円玉のような穴が開いたシャツを相手に手渡し、その代わりに向こうの同じく汗臭いシャツを受け取ることで、後々のいい思い出にもなりますし、運が良ければ掘り出し物をゲットすることも可能です!?人によっては試合後に有名選手のサイン入りトレーナーを日本製の某安物メーカーのパーカーなんかと取り替えて大喜びしている幸せ者もいました。だから日本からブラジルにフットサルをしに来る人はわざわざ「よし、行くぞ!」的な勝負服で来ないで、「別にいいもんね」といった使い捨て風の格好で来るのがオススメですね。
   縮んだシャツと底の抜けたシューズとチャックが締まらなくなったバッグを3点セットにして、新品同様のゲームシャツを手に入れちゃいましょう・・・・なんてこと言っていますが、たとえ高い物と安い物を交換したとしても相手はきっと自分以上に大切に使ってくれるだろうし、逆の場合も「やったあ、儲かった」などと思っているのは自分だけで、実はバッタモノ、もしくはもらい物かもれしませんしね。大切なのはその物の価値ではなく、一度嗅いだら忘れることのできない、当時のことが頭に瞬時によみがえってくるほどの異国の強烈なニオイ、すなわち思い出が付着している、ということではないでしょうか。

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