ブラジルどすこいコラム
【第16回】 スポーツクラブの内部
 サンパウロ市にあるスポーツクラブ、コリンチャンス・パウリスタ。何千万人もの人々が生活するサンパウロ州の州都であるにも関わらず、ここには狭い日本が泣いて羨ましがるだけの巨大な敷地があります。


尻込みするぐらい立派な入り口
 クラブ内には駐車スペース、芝のサッカーコート、フットサルコート、バスケットコート、バレーボールコート、大型プール、体育館、レストラン、銀行、インターネットカフェ、ゲームルーム、子供のプレイランドまでもが完備されており、まさにスポーツのテーマパークといったところ。一般の人は会費を払って思い思いに汗を流しますが、選手志向の人はチームに所属し、プロのコーチの下自分の技術を磨くといった最高の環境になっています。

  ブラジルでは一つのクラブが数多くのスポーツチームを抱えていることが普通で、例えばコリンチャンスはサッカー、フットサル以外にもバスケット、バレーボール、水泳、柔道、テニス、ハンドボールなどたくさんのスポーツを取り扱っています。いずれのスポーツにせよしっかりとした下部組織があり、こうした練習環境が揃っていれば選手が育たないはずがなく、ブラジルが様々な球技種目で世界の強豪と肩を並べているのも頷けます。

  先日コリンチャンス対クルブ・ピノッチョのフットサルの親善試合が行われたのも同施設ですが、プロの国際試合なのに入場料は無料でした。このように地元の人々、サポーターに対するサービスもスポーツの向上、普及に大きく貢献しているはずです。日本でもクラブが複合型、そしてもっと地域密着型になれば今以上にすばらしい選手が生まれるような気がしてなりません。

FIFA世界クラブ選手権のトロフィーも 体育館にはちゃんと観客席が
施設内はまるで植物公園のよう 人も少なく広々としている
プールにも観客席がある こんなところに今は亡き
アイルトン・セナのヘルメットが

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