テクニック・戦術
【準備編4】 フットサルにおけるゴレイロの存在
フットサルは団体スポーツであり、選手にはコンビネーション、フィジカル、テクニックなどが要求されるほか、試合中の様々な状況によっては個々の役割も違ってくる。しかしゴレイロだけは普通の選手とは違って技術云々の他に心理的な強さも求められ、敵の最終的な攻撃からゴールを守るという明確かつ特別な役割を持っている。それを果たすためにもハードなトレーニングをして、プレーのクオリティーを上げ、常に完璧なコンディションを作らないといけない。1997年にゴレイロがペナルティーエリアの外に出てプレーするのが認められてからというものゴレイロのプレースタイルに大きな変化が現れた。あたり前のことだが以前よりも試合に参加する範囲が広がったのだ。今のフットサルでは自分のチームがボールを持っているときには、ゴレイロは5番目の選手としてパス回しにしっかり参加することが求められる。
他のポジションの選手とは役割が全く違うことからゴレイロの練習を見るのもゴレイロ専用のコーチでなければならない。ゴレイロ・コーチの重要性は、ジュニアからトップチームに至るまで日々上昇している。特に子供がゴレイロとしてプレーを始めたときには、優秀なゴレイロ・コーチから指導を受けることで、しっかりとした基礎が身につけられるようになるのだ。ゴレイロの練習として挙げられるのは、フィジカル、テクニック、戦術、心理などのトレーニングで、フィジカルに関しては力、柔軟性、体力、コンビネーション、スピード、敏捷性、バランスなどに重点を置こう。
技術練習には、キャッチイング、ポジションニング、サイドのボールに対するセーブ、足を使ってのセーブ、ゴールキック、ゴールクリアランス、ボールコントロール、パス、シュートなどがある。
ゴレイロの戦術は、チームの戦術と合わせゴレイロ・コーチと監督とが協力して練るのが望ましい。心理面の強化は、試合内で起こりうるストレスなどを考えたうえで、感情のコントロール、バランスを保てるように日々訓練しよう。